2013年4月14日日曜日

春の裏磐梯(北塩原村)

残雪の裏磐梯

 今年は本当に雪が多い冬でした。4月になってからも降雪があったほど、まだまだ気温の低い春を迎えています。
 下の写真は今月の14日に撮影した裏磐梯の風景ですが、ご覧の通り4月中旬でもまだ積雪が残っています。
曽原湖にいたっては水面はまだこの通りです。
でも、この日は天気が良かったおかげでなかなか良い風景が撮れました。
 雪が無くなるのは5月くらいになるのではないでしょうか。道路は通行できる状態で、早くもバイクでツーリングをしている人達も見かけました。またペンションが並ぶ地区では自転車を走らせている親子も見かけました。

 湖畔周辺の裏磐梯は主に夏のリゾート地というイメージがありますが、このような雪解けの春のシーズンもアピールしていけるのではないでしょうか。

北塩原村の復興事業

 震災と原発事故の被害から県内の各地では復興へ向けてさまざまな活動をしていますが、その中でもこの裏磐梯に地域を置く北塩原村はなかなか面白い復興事業を計画しています。
 多くの湖や沼を持つことが共通しているということからフィンランドのハミナ市という地域と交流を結び、同地域の文化などを取り入れた観光振興を展開するというもの。
 例えば、昨年の12月には本場のサンタクロースを招いたりしたそうです。またハミナ市では1000もある湖水全てに名前をつけているそうですが、北塩原村も300ほどある湖や沼などに名前をつけるそうです。
これらのような道路脇にあるような小さい池にも名前がつけられるのでしょうか。


『ムーミン』シリーズの名前は出るでしょう…ね。まあ時間をかけてもいいから後世に渡ってずっと親しまれる名前をつけてほしいです。
 あとフィンランドの文化を取り入れるならフィンランド式の「サウナ」をぜひ!最近、温泉につかるよりもサウナの方が好きになってきたので。
 
 火事の跡もずっと残っていた国民宿舎も近々撤去されるようです。この廃墟はかなり悪いイメージをこの地域に与えていたと思うので、本当に何よりです。でもそれは近隣に立っている宿泊施設の関係者の方が切に感じていることでしょう。確かな復興へ向けて、これからですね。

 
 今後も北塩原村はブログで取り上げていくことになりそうです。



 追記として:昨日、13日に兵庫県淡路島付近で強い地震が起こったことを知りました。被害に遭われた方はさぞかしご苦労されていることと察しできます。
 被害をもたらした土地ですが、より親しんでその自分の住んでいる場所をより良くしていって下さい。地震で建物は無くなりますが、土地は残ります。ですからその土地への親しみが強ければ、不安も減り、災害後の復興へ道もより進むはずです。まずは皆さんで助け合って!がんばって!下さい。
 被害に遭われた方でもしこのブログを読まれた方がいましたら、以上のような簡単な言葉ですが同じ被災地の人間からのメッセージとして送らせていただきます。