2014年2月19日水曜日

会津フード記 その18「お菓子(赤カボチャ)」

前回に続いてですが、今度は赤カボチャを使ったお菓子を紹介します。

金山町の道の駅「奥会津かねやま」では、この町の特産品である赤カボチャを使ったお菓子が売られていました。

興味を惹いたものをいくつか購入しましたが、まず赤カボチャの羊羹を紹介します。
外箱にも書かれていますが、普通の羊羹より柔らかめです。


味はなめらかで美味しかったです。
もっと野菜としてのカボチャっぽい味があるのかと思っていましたが、ほとんど感じませんでした。
モンブランの上に盛られているペーストに近い味わいです。
赤カボチャそのものは食べたことがないのですが、栗やサツマイモなどのようにスイーツに使うのにいい食材だと思いました。

また赤カボチャを使ったかりんとうもあったのでこれも購入してみました。

揚げ煎餅くらいの大きさです。
これもなかなか美味しかったです。
それほど固くなく、ビスケットに近いと思いました。
販売元の玉梨とうふ茶屋さんでは雪花菜をつかったドーナッツを作っていますが、それを平べったくして固く揚げたような感じです。

羊羹のついで買いだったのですが、これは意外に気に入ってしまったお菓子でした。
パッケージを見た限りではちょっと印象は薄いので、試食などをしてもらった方がいいのではないかと思います。


ところで以前この赤カボチャを餡が入ったどら焼きが売られていたのですが、それがとても美味しかったのです。

実は今回はそのどら焼きをメインに紹介したかったのですが、残念ながら品切れの状態でした。
しばらく売られていなかったようなので問い合わせたところ、製造している方が手をケガされてしまったそうで、現在のところ販売を休止しているとのことでした。

また購入できたら、ぜひ後で画像を追加したいです。


金山町の道の駅はオープンしてから10ヶ月ほど経ちましたが、なかなか良い雰囲気になっていました。
この赤カボチャをアピールし始めたりして、金山町の魅力が見えてきているように思います。

それに地元の特産品を使ったお菓子を売り出すというのはいいことだと思います。
お菓子であれば他地域の方だけでなく、地元でも食べてみたいという人がいるでしょう。
地元の人達を含め、多くの人に喜ばれるような名物になると思います。


赤カボチャのどら焼きがようやく販売されていたので画像を追加します。

これがその赤カボチャのどら焼きです。

中身はこんな感じです。

先月のお彼岸に多く売れて品切れになってしまい、しばらく購入できなかったのですが最近また販売されるようになりました。
お彼岸などに利用されるというのは、なかなかいい存在になっていると思います。

自分の実家がある町でも饅頭が名物なのですが、単に観光の土産としてではなく、お盆などの行事やお客さんを招くときなどに買ってきたりして、自分たちの生活でも特別な役割を持った食べ物になっていました。
また美味しく食べていたお菓子であり、小さい頃のささやかな楽しみの一つとなっていました。


赤カボチャのどら焼きもそういう風に、たんに観光の土産だけでなく、地域の人達にも利用されるような、そして子どもにとっては思い出に残るようなお菓子になってほしいです。