2014年3月12日水曜日

会津フード記 その19「ピザ」

今までのフード記は地味なものばかりだったので、番外的ですが、たまには地元のピザでも紹介します。

ちなみにラーメンやソースカツ丼などの会津の人気がある名物を今まで取り挙げなかったのは、普通に美味いのが予想できて特にそれほど書く内容もなさそうだったからです。


地元に石窯で焼く本格的なピザを出す店があるそうなので行ってみました
場所は会津美里町にある「くるみの樹」というお店です。
そこのメニューで「季節のピザ」というものがあるのを知り、食べてみたいと思いました。

「くるみの樹」さんは会津美里町でも中心街から外れた山間の集落の中にあり、このような普通の民家の中に食堂があります。
来る途中やお店に訪れた時も、宮古そば集落に行ったときを思い出してしまいました。


店内は本当に雰囲気がよかったです。

ネットで見たのですが、この薪ストーブにも惹かれました。
中には年配の方のお客さんがいて、話し方から地元の人のようでした。
きっとこの集落内でも憩の場となっているのだと思います。


そして、これが注文した「季節のピザ」です。

味噌で作ったソースに具材は蓮根とヤーコン、そしてこれはたぶん地元の旬の野菜だと思いますがアスパラ菜でした。

とても満足できたピザでした。

味噌ベースのピザは本場の人から見ればちょっと変わっていると思うかもしれませんが、甘辛い味で美味しかったです。

本場のピザは食べたことがないので比べられないのですが、そこの田舎で出される家庭的なピザもこのようなものだろうと思ってしまいます。

ぜひお薦めしたいです。


カレーや海外での寿司のように料理はその土地のスタイルによって変化してしまいますが、ピザも地元では具材などに会津らしい変化が加えられて食べられていったらいいと思います。

それにこういった民家で味わうピザは地元の料理として違和感がありませんでした。

また旬の食材を楽しむのにピザはいい食べ方だと思います。


何より食べていて楽しかったです。
たまには、こういった料理を食べるのも元気が出ていいのではないかと思います。