昭和村は現在過疎化が進んでいる地域であり、特に高齢者が人口の半分以上に達している状態で、地域力の低下が懸念されているところです。
自治体でも独自の地域振興を行っているようで、古くからこの地域の産業であった「からむし織」をアピールし、それにちなんだ施設もあります。
しかし知名度が高い温泉や観光名所がある他の地域と比べて、地域の維持にはより努力が必要な場所であると思いました。
周辺の標識を見て、はじめてそこが昭和村だということを知ったのです。
やはりこの地域の風景はすばらしく感じます。
かなりよい環境に恵まれたところで、山間地域にある小さな自治体としては質の高いものを感じられました。
田舎暮らしをするにはよいところだと思います。
特に余生を静かな環境で生活をしたいという高齢者の方がいれば、ここをお勧めしたいです。
特に余生を静かな環境で生活をしたいという高齢者の方がいれば、ここをお勧めしたいです。
高齢化が進んだ地域ですが、いっそのこと高齢者が暮らしやすく、他の地域の高齢者も移り住みたくなるような地域になってもいいのではないかと思います。
ある理想的な地域のイメージがあります。
それは、この昭和村と重なるものがあります。
それは、この昭和村と重なるものがあります。
高齢者が田舎の環境を楽しみながら、年金だけで充実した暮らしができ、内職などで小遣いを稼げる。
内職は織物などの工芸品で且つ適当に需要があるもので、自治体もそれらが手頃な値段で売れるよう支援をする。
農産物などはビニルハウスなど生産しやすい環境の中で自分で自給して生活することができ、また介護など福祉の支援を必要とする人もそれらの人と共同しながら生きている。
たまに自治体から余興・娯楽的なサービスを受けたり、地域の学生の活動を賞でたりしながら文化にも親しんでいる。
町並みも昔を少し偲ばせるような、穏やかになれる街灯や憩いの場などの施設がある。
昭和の初めから生きてきた人達が、理想としていた地域の姿とは、一例だがこういうものだったと知れるような、そういう地域社会があったらいいのではないかと思います。
ところで昭和村が舞台となった映画「ハーメルン」が今月公開されます。
敷地内にはイチョウの木があり、葉が色づいたら写真に収めるにはいい風景が見られるでしょう。
この校舎は取り壊されることになっているので、その前に興味もたれた方は訪れてみてはいかがでしょうか。