2013年10月23日水曜日

会津フード記 その10「きのこ」

今回は秋の旬で山の幸である「きのこ」をとりあげます。

道の駅「田島」へ向かう国道121号線(日光街道)沿いには、きのこの直売所が数件並んでいます。
南会津産のきのこは幸いにも今年は出荷制限の対象にならなかったようでした。



珍しいきのこでもあったら購入してみようと思い、訪れたのですがシメジ、舞茸、松茸、クリタケと一般的なものが多かったです。

しかし中でもシシタケというものがあり、これは初めて見ましたが異様な形をしています。
どうやって食べたらいいか分からず、今回は見送りました。

今回購入したのはホンシメジ(天然物)と舞茸です。
舞茸は天然物ではなかったのですが、原木から栽培されたもので味は天然物に劣らないとのこと。

量の少ない値段の手頃なものを選んだのですが、それでも高価な買い物となってしまいました。
しかし天然のホンシメジを初めて食べるので、楽しみです。

とはいうものの、さてどうやって食べたらいいのか。

素材の味を活かすには天ぷら、鍋などがいいかもしれませんが、天ぷらは実はまだやったことがないですし、鍋は他の具材も購入しなければなりません。


考えたあげく、

カレーにしてしまいました。


最初、きのこを茹でているときは実にいい香りが漂ってきました。
しかしカレーの具にすると、やはりカレーの味の方が強いです。

しかしそれでもなかなか楽しめました。

反省点
  • 水の量が少し多かった
  • 舞茸の根っこの部分をもっととればよかった
  • カレーのルウを入れる前に、もっと香りを嗅いでいればよかった


きのこだけでも、けっこういい料理が食べられてしまう位の値段でしたが、半ばヤケ気味になるとここまでできるものです。

今回の料理は美味しかったというより、やり遂げたという感が強いものがありました。


まだきのこは少し残っているので、今度は味噌汁などにしてしっかり味わいたいと思います。